幅広いテーマで年間2,000講座以上のセミナーを開催しているSMBCビジネスセミナー、次世代経営幹部のためのエグゼクティブ・プログラム「パーパスを実現する「両利きの経営」
~個人と組織と社会をつなぐ新時代の価値創造~」に弊社代表 梅本龍夫が登壇いたします。戦略と組織の両面で「両利きの経営」を実践するための要諦を探索し深化させ、イノベーションの足掛かりを掴む講座です。是非ご参加ください。
開催概要
■日時:2024年10月24日(木) 10:00~ 17:00
■場所:三井住友銀行呉服橋ビル
東京都中央区八重洲1-3-4
対象者
経営幹部、経営幹部候補者、経営企画部門
講師
有限会社アイグラム 代表取締役
スミダコーポレーション株式会社 社外取締役 兼 指名委員会議長・報酬委員会議長
立教大学大学院社会デザイン研究科 客員教授
梅本 龍夫 氏
概要(狙い)
「両利きの経営」は、「既存事業の深化」と「新規事業の探索」を両立させるという経営の基本中の基本ともいえる理論です。この「当たり前」ができないために、多くの日本企業がイノベーションを起こせず苦しんでいます。
本講座では、戦略と組織の両面で「両利きの経営」を実践するための要諦を探索し深化させ、イノベーションの足掛かりを掴みます。
効果 到達目標
◎パーパス起点の経営とは何かを理解する
◎深化と探索を両立させる「両利きの経営」の思考法を理解する
◎「両利きの経営」を戦略と組織の両軸で自社に適応させる枠組みを理解する
プログラム
1.問題提起:どうやって第二創業するか
1)WHY(パーパス)から始める
2)HOW(両利きの経営)を極める
2.危機対応としての両利きの経営(HOW軸)
1)整合性モデルの基本を学ぶ
2)事業には賞味期限がある:事業ポートフォリオを組み変え続ける戦略
3)事例:USAToday、富士フィルム、レゾナック(旧:昭和電工)、AGC
3.両利きの経営の背景にある理論
1)人間には認知の限界がある:アッパーエシュロム理論
2)合理性にも限界がある:企業行動理論(マーチ=サイモンモデル)
3)2つの組織能力を使い分ける:ダイナミック・ケイパビリティとオーディナリー・ケイパビリティ
4.パーパス志向としての両利きの経営(WHY軸)
1)WHYを問う:ORGIN、MISSION、VISION―個人を起点とする
2)パーパス経営の3つの歴史的段階と未来志向のパーパス経営―個人と組織を社会とつなぐ
3)事例:パタゴニア、ソニー、味の素、ユニリーバ
5.WHY―HOW―WHATをつなぐ「経営の9つの次元」
1)3つのWHY、3つのHOW、3つのWHAT
2)パーパスと戦略を一貫したストーリーでつなぐ
3)事例:スターバックス、積水ハウス
6.パーパスを実現する両利きの経営
1)事業ポートフォリオの大胆なリデザイン法:イノベーション・ストリームとイノベーション・マトリクス
2)事例:AGCの組織改革を「経営の9つの次元」で読み解く
3)組織改革を読み解く方法:物語マトリクス理論
4)事例:AGC物語―「経営の9つの次元」を模索し、
「両利きの経営」を実現していった経営プロセス(物語マトリクスによる解説)
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