中小機構が運営する新しい学びの場、TIP*S で開催されるTalk and Dialogue「ing+」(アイ・エヌ・ジィ プラス)に、弊社代表 梅本龍夫が登壇します。「ing+」は、ゲスト×参加者×ファシリテーターによるトーク&ダイアログを通じて、この場にいる全員がこれまでにない視点での気づきを得ることを目指していくオンライン講座です。
開催概要
開催日時:2021.11.26(金) 19:00-21:00
対象
・起業に関心のある方、未来に向けて新しいアクションを起こしたい方
・「アンラーニング」に関心のある方
・さまざまなスタイルでのトークやダイアログを通じて、自分の価値観やスタンスを考えるきっかけをつかみたい方
定員:20名
参加費:無料
プログラム
・ゲストトーク
・参加者同士のシェア、ゲストへのQ&A
・ゲスト×ファシリテーター トークセッション
・ゲスト×参加者×ファシリテーター ダイアログ
・参加者1人1人の内省、全体シェア
なぜ梅本 龍夫さん? ~ファシリテーター・櫻井 亮より~
今回のゲストである梅本さんは、さまざまなビジネスのご経験を有した敏腕経営者であり、それを体系的にまとめる学者としての顔もお持ちです。強調されるべきは、日本にスターバックスを持ってきた実践者としてのご手腕とその評価だと思います。
梅本さんと何度かお話させて頂いて明らかになったのは、考えてみれば当たり前ですが、スターバックスは単に「お洒落で素敵なサードプレイス」というキーワードのみで日本市場において成功したのではない、ということでした。あまり知られていないと思われる事実として、スターバックスが日本進出において手を組んだサザビーリーグという企業のもつ企業文化がこの躍進に大きく影響しているものだ、ということです。日本流の組織論に根ざしたハイブリッドな経営があったからこそ、スターバックスという企業は約30年近くもの間、日本のみなさんに一目置かれるブランドとして存在し続けたのだと考えられます。
梅本さんと対話イベントを実施したいと思った理由は、スターバックスを日本に誘致するまでにも様々な経験を有したプロフェッショナルであった梅本さんが、このビジネスの中で何を「アンラーニング」したのかということに強い興味を持ったからです。「スターバックスはどのように成功したのか」、「スターバックスをどのように立ち上げたのか」というお話がクローズアップされがちだと思いますし、おそらく梅本さんご自身も何度もこの点についてはマイクを向けられたのではないかと推察しますが、今回のように、ご自身の目線と視点で、どんな学びと学び直しがあったのかを軸にお話を聞くことができるのは、この ing+ だけなのではないか?と考えております。
どんなお話になっていくのか私も当日までわかりませんが、ワクワクしながらアンラーニングのお話をしてみたいと思います。
ゲスト
iGRAM Inc.(有限会社アイグラム)代表取締役 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 客員教授
梅本龍夫 さん
電電公社(現NTT)に入社後、スタンフォード大学ビジネススクール修了。
ベイン・アンド・カンパニー、シュローダーPTVパートナーズを経て、サザビー(現サザビーリーグ)取締役経営企画室長。同社第二創業を推進。
同社合弁事業スターバックスコーヒージャパン立上げ、総責任者。2005年に同社退任、アイグラム創業。物語を基軸とした新しい経営コンサルティングを開始。2015年より立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科にてビジネスと社会をつなぐプラットフォーム構築の研究・教育に従事。
専門は物語マトリクス理論、経営戦略、組織開発、新規事業開発、マーケティング、ブランディング、リーダーシップ&フォロワーシップ論、サードプレイス論、ライフストーリー論、パーソナリティ類型論。
ファシリテーター
中小企業支援アドバイザー
櫻井 亮氏
MAHO-LA CREATIVE株式会社 創業者代表取締役。学びのための新体験を提供するMAHO-LA Creative創業。
2000年日本hp社含む企業支援の経験を経て2007年NTTデータ経営研究所にてマネージャー兼デザイン・コンサルティングチームリーダー。2013年北欧の戦略デザインファーム日本拠点Designit Tokyo代表取締役社長に就任。2015年独立。GOB-IP社を創業、インキュベーション支援と仕組み作りを実践。2019年デザイン制作会社のDX推進室長を拝命し、GOB-IP社との合弁企業にて組織変革を行う企業を設立。最高戦略責任者就任。
10年間で世界39都市139社の企業と先進的取組の対話を実施。新規ビジョン策定、ファシリテーション、デザイン思考アプローチによるイノベーションワーク、業務支援を多数実施し、企業や個人へ大人の学び直し(アンラーニング・リカレント教育)を提供。2020年9月 英国Teesside大学 修士号 デジタルマネジメント取得。